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Challenge the potential of drones

CZI GL60 PLUSジンバルサーチライトで夜間に生物捜索を行う。

筆者:AERIAL DESIGN 岡村 弦樹

CZI GL60 PLUSは、DJI Matrice 300シリーズでサポートされているジンバルサーチライトです。
三軸のジンバルで水平が取れるだけでなく、matrice300のコントローラからチルト、ヨー操作、
照射出力の可変やon/off等の操作が可能です。

ドローンにサーチライトを使用して搭載して行いたいことの一つとして、
夜間に生物捜索を行なって、発見や撮影に活用することでした。

そのためにはドローンの羽音影響が少ないなるべく高い飛行高度で、
充分な照度と照射範囲を確保できるのか気になるところです。

・CZI GL60 PLUSジンバルサーチライトの照度と照射範囲はどれくらいか
・CZI GL60 PLUSジンバルサーチライトを使用して生物捜索を行なった感想


上記を主なテーマとして、動画も交えながら感想を述べていきたいと思います。

↑メーカーが公開している動画

視野角/°15°
色温度5000〜6000K
光束/lm13400lm±3%
8000lm±3%
発光効率(lm/W)111.67ルーメン/ワット
133.33ルーメン/ワット
スポット径/m13.2m(距離:50m、120W)
26.4m(距離:100m、120W)
39.5m(距離:50m、120W)
13.2m(距離:50m、60W)
26.4m(距離:100m、60W)
39.5m(距離: 150m、60W)
照明面積/m²136m²(距離:50m,120W)
544m²(距離:100m,120W)
1225m²(距離:150m ,120W)
136m²(距離:50m,60W)
544m²(距離:100m,60W)
1225m²(距離:150m,60W)
中心照度/ルクス85Lux(電力:120W;距離:50m)
23Lux(電力:120W;距離:100m)
11Lux(電力:120W;距離:150m)
45Lux(電力:60W;距離:50m)
12Lux(電力:60W;距離:100m)
6Lux(電力:60W;距離:150m)

↑メーカーの製品ページからライトの性能に関する項目を引用いたしました。
http://en.gzczzn.com/product/detail/20

スペック項目を見ると~150mの距離でデータ検証をしているため、
ドローンの原則の法律上の飛行高度150m未満であることを意識していることがわかります。

電力120Wで対象までの距離が150mの場合は、
照度が11Lux。
照明面積は1225平方メートルとあります。
(直径約39.5m)

10Luxが上映前の映画館くらいの明るさのようなので、
人間が歩くための明るさだけでなく、カメラ撮影やカメラ越しの映像でも認識ができる明るさが
最低限確保されているように読み取れます。

照射範囲は直径39.5mほど、
じっくり捜索するため飛行速度を3m/sとした場合、
(10.8km/hなので、ドローンの飛行速度としては遅い。)
10分飛行すると71,148平方メートルほど捜索できます。

ライトとカメラを搭載して、ライトを使用している時のMatrice300RTKの飛行時間は20分ほどなので、
1フライトで142,296平方メートルほど捜索できます。
正方形で表すと、約377m × 約377mほどです。

夜間に人間が歩いていくには危険で効率の悪い、
浅瀬の海中や河川、海沿いや山間部等で活用すると、
かなり有効であるように思えます。

街灯のない夜間にサーチライトを使用した際のドローンのカメラから見える映像は、
ライトにより照らされた部分だけが見える状態です。
サーチライトの視野角は15度ほどなので、適切なレンズを使用すると
カメラ映像が見えやすくなります。

H20Tは広角カメラ、望遠カメラを使い分けられる上に光学ズームで自由に倍率を変えられるので、
とても相性がいいです。
下の動画では、街灯の無い夜間の海岸でCZI GL60 PLUSサーチライトとZenmuse H20Tを
使用いたしました。

動画の上は広角カメラの収録映像、下は望遠カメラの映像です。
望遠カメラの映像の見易さが一目でわかります。

動画では泳ぐウミガメやウミガメに張り付くコバンザメの様子も見られます。

ドローンの高度は対地100mほどで、多少ジンバルの角度を傾けていることを勘案すると
直径30~40mの範囲を照らしている事になります。

映像はノイズが多く品質は悪いものの、何かいたら発見するという目的は
達することができそうです。

またH20Tには赤外線カメラも搭載されており、赤外線カメラを使用して巡回を行い、
違和感があったらサーチライトを点灯し、望遠カメラで確認&撮影を行う。といった組み合わせが可能です。


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